「朝比奈筍の消費拡大プロジェクト」とは、岡部町朝比奈地区の特産物である
「筍(たけのこ)」を農家の主婦4人で、今まで以上に利益を生み出す特産物とするため、
B級品の筍を活用した商品開発を行うプロジェクトです。
筍の収穫作業は重労働であり、高齢化が進む農家には扱いにくく、
商品化せずに処分してしまうB級品が多く出てしまううえに、現在はその扱いにくさから
荒れてしまった竹林が増えてきています。
このプロジェクトは、竹林の環境保全をも着眼点に置き、
地域農業者の収益向上を図るだけでなく、山林の環境保護の側面を持った取組です。
将来的には、本事業を先進事例とし、他の農業者を巻き込みながら
地域全体の活性化を図ることを目標としています。
また、乾燥たけのこの加工・商品化は技術面に課題を残していますが、
プロジェクトを進めていく中で岡部商工会や藤枝北高校と
コラボイベントを開催するなど、6次産業化NW会員内での交流も含め、
岡部地区・朝比奈地区の活性化を進められています。